Harry's diary

"はりー"こと松村武宏の極私的で内容がthinなブログです。

やっぱりコンテンツなんだろうなあと思ったこと

かきなぐります

今日はチラ裏です。
iPad 4でKindle本読んだりHuluで映画だドラマだ観たりしつつELUGA Vでdビデオ契約してパトレイバーターミネーター2だ観ていて思ったんですが、なんだかんだ言って求められるのは「コンテンツ」なんだろうなあと。
どんなにiPhoneiPadが優れた製品であっても、曲は聴けない動画は観られないアプリは入れられない(iPhoneOS 2が出るまでアプリ追加できなかったけど)、そんな端末だったらここまで売れるはずがない。まあブラウザだけでも色々できますけど、ここまでは。
端末を所有すること自体が目的になっている人もいると思いますが、大多数はコンテンツを消費したり作成したりと、暮らしを豊かにすることが目的になってるはず。これが達成できるのであれば、iOSだろうがAndroidだろうがwebOSだろうが何でもいいはずなんですよね。
だからdocomoがdtabを出すのは個人的には大変評価してますし、さっさと他のAndroidやiOSでも使えるようにしてほしいと思います。すでにHuluを楽しんでますが、dビデオにはHuluに無い作品もあるので、併用も手だろうなあと考えてます(たぶんdtab買う)。
個人的にはコンテンツというのはソフトとハードが不可分だと思ってます。そんなの当たり前か。元コンテンツがフルHDで配信されてても使える端末がVGAだったらどうしようもないし、10インチRetinaディスプレイで観られる映画がレトロムービーばっかりだったら勿体なさすぎ。
ハードが市場を極端に引っ張ってるうちはソフトもそっちに偏りがち(たとえばiPhoneが独走快進撃中はiOSアプリばかりがうじゃうじゃ増える)で、結果として他のユーザーもそれを選ぶ(というかそれしか選択肢がない)という循環になっていて、iPhoneを持たないdocomoがauとSoftBankに負けているというのはそういうことなんだろうと。実際はAndroidもアプリが充実してきているし動画も観られるし本も買えるわけで、勝負になるはずなんだけどイメージって怖いなあとか。
日本のキャリアって「回線屋さん」「コンテンツ屋さん」「端末屋さん」の全てを兼ねてる巨大な存在なんだけど、余所のコンテンツ屋さんを使える余所の端末を自分で売るようになってきた結果として回線屋さんだけになりつつあるのを、docomoはdマーケットの解放で脱出しようとしてんだろなあ。いっそのこと端末屋さんはもうやめちゃって(全部メーカー任せにしてしまって)、どこの端末でも使ってもらえる回線&どこの回線でも使ってもらえるコンテンツ屋さんでいいじゃんと思う。おまえを土管屋にしてやろうかあって他のキャリアの心胆寒からしめるような存在になってもいいんじゃない?
そうすれば無理にiPhone売る必要もないんじゃないかと思うのですよ、docomoは。その代わり徹底的にコンテンツを解放する。抱き合わせで割引きになるなら回線契約も穫れるかもしれんし。あ、SIMロックフリーiPhoneをキャリアが仕入れて売るっていうのはどうなんだろうな。一緒に回線契約してくれたら料金割引!とかって。これでもノルマ生じちゃうんだろうか? どっちみち故障とかしてもユーザーはAppleにコンタクト取るわけだしさ。
ザ・駄文。